日本のJFEスチールは、ベトナムのアグリコと合弁会社を設立

日本の製鉄会社JFEスチールは、ハノイを拠点とする機械化電化建設会社(Agrimeco)と50:50の合弁会社を設立したことを2月23日に発表しました。

新会社Agrimeco&JFE Steel Products Co Ltdは登録資本金200万ドルを誇り、JFEスチールがベトナムの建設・鉄鋼加工会社と共同設立した最初の合弁会社です。

JFEホールディングス部は、「建設資材の国内需要は、国(ベトナム)が積極的に道路、鉄道などの輸送インフラや発電所を拡張することで、安定した需要を見込める」と述べました。

アグリコは、水力発電所や鋼製の高層ビルを建設し、建設資材を加工します。 JVの事業は、アグリコの培った地域に根差したビジネスとJFEスチールの技術開発とバリューエンジニアリングとバリュー分析の能力を活用します。

Agrimeco&JFE Steel Productsは、ベトナムに多額の投資をしてきたJFEグループの最新のイニシアチブであり、日本以外のインフラ関連の建設資材へ取引を拡大する予定です。

合弁会社は、今後、2016年8月に設立した鉄鋼業システム設計者および供給業者であるGecoss Vietnam Co Ltdと、JFE商事による冷間圧延鋼材メーカーTon Dong Aの未公開買収を進める予定です。また新しく専門家などを雇用していくと述べています。

「JFEスチールは、ベトナムの子会社J-Spiral Steel Pipe Co LtdやGecoss Vietnamを含むJFEグループの多様な先進技術を活用して、東南アジアにおけるインフラ整備に貢献しています。」と日本企業担当者は言いました。

日本は現在、韓国に続いてベトナムで第2位のFDI投資家であり、外国人投資庁(FIA)によると、日本企業は製造業を中心に合計42.49億ドル相当、3,240件以上のプロジェクトに投資していると述べました。